『私、何やっているんだろう・・・。なぜこの人と結婚しているんだろう・・・。』
“あの日”
封印していたツイン彼が25年ぶりに突然出てきた直後、とっさに沸いてきた現実への疑問。
まるで、記憶喪失の人が、ある日突然すべてを想い出したような感覚でした。
(ある意味、ツイン彼に対しての記憶喪失だったのですが)
それ以降、『ただいま』と帰ってくる人がツイン彼でない事が不思議でたまりません。
その後ツインレイという概念を知り、ツインレイについてとことん学び『魂の成長』という部分を理解した時に
- 私とツイン彼との運命
- 夫との結婚
- 息子が生まれた意味
この3つの意図が深く理解できました。
すべての答えは『魂の成長が必要だった』これに尽きると思います。
この記事では、なぜ私たちは長い長いサイレント期間に入ったのか・・・の理由が理解出来ている今の視点でお話ししたいと思います。
ツインレイ『魂の統合』とは
ツインレイが出会う目的は『魂の統合』です。
1つだった魂が二つに分かれ、それぞれの人生を歩んで輪廻転生を繰り返すことで、魂の成長を経験し魂の統合が行われると言われています。
魂の統合に向けた魂修業は、ツインレイであってもなくても行われる事であり、様々な経験をするために自ら選んでこの世に生まれてきています。
魂修業は善悪、貧富、悲喜交交、すべての経験をすることです。
輪廻転生が少ないまだ若い魂は、すべての魂修業を行うために輪廻転生を繰り返している段階になります。
一方でツインレイとして片割れと統合を迎える前の魂は、すでに輪廻転生を何度も繰り返しており魂修業が終盤にあたるため、そろそろ輪廻転生を終わりにして一つに戻ろうか・・・という段階あります。
元々1つだった片割れと1つに戻るのですから、お互いの魂成長レベルが同じでなければなりません。
これは実年齢の問題ではありません。
魂の成熟として、片方が幼い状態でもう片方が熟年である・・・なんて事はないのです。
厳しい試練を幾度となく繰り返し、高次元(五次元)の存在に戻ろうとする魂同士だからこそ、ツインレイとして出逢う事がでるのであり、そこに低次元の三次元での波動は必要ないのです。
『次は統合しよう』
と約束して別れてきた1つの魂同士のツインレイ。
でもそれぞれが生まれてきた世界は三次元(一般的な人間の現実世界)の世界であり、生まれてくる前の魂の約束は覚えていません。
だからツインレイ同士が現実世界で出会っても、その目の前にいる相手が自分の魂の片割れだと、いきなり気づけるものではありません。
特に三次元の現世で年齢が若い時は、今世での経験がまだ不足しているため『今世』としての人生修業が必要です。
現世としての厳しい試練を経験して乗り越えなければ魂の統合には至らないのです。
ツインレイ同士の出会いがは年齢が高くなってから・・・と言われている事も、若い時期に出会ったツインレイは一度大きなサイレント期(別離)を経験する・・・と言われている事もこれが理由です。
『好きなのに別離なんてイヤだ』
と思いますよね。
でもその意識こそが三次元の意識であり、ツインレイ統合に向けての道筋と考えると悪い事ではない、むしろ必要なことなのです。
自分自身が本来の魂の状態に戻ること。そこに向けて魂の片割れと同じ成長をしていくこと。
これがツツインレイの統合です。
ツインレイと出会った頃への後悔
約束をしてきた同士のツインレイ。
『もしかして私たちはツインレイなんじゃない?』
と思った人達の中には、既にツインレイという概念を知っている人もいるかもしれません。
でも私たちには、ツインレイという概念が今程 世に出ていない時代だったからので何もわかりませんでした。
『これ程好き同士なのに、どうしてこんなに邪魔が入るんだ・・・』
『どうしてこんなに好き同士なのに、ケンカばかりになってしまうんだ』
若い頃の私は、ただただこの感情でいっぱいでした。
20代前半に出会い、お互いまだ人生経験が少なく、自分の視野が狭かったあの頃。
人を好きになることはその相手と結ばれることであり、それが最高のしあわせ としか思っていませんでした。
それが一般的な考えだと思います。
ツインレイという概念を受け入れていない人たち(こっちの方が多いかもしれない)からしたら、
『それが普通』
と思いますよね。それが現世、三次元での恋愛の価値観だからです。
ツイン彼と出会った20代の私も三次元の価値観しかありませんでした。
ツイン彼もツインレイという概念は知らなかったと思います。
でも『この子は何かが違う』とは気づいていたのではないかと、今は思います。
あの頃の私にはそれに気づける余裕が全くなかったので、ただただ追いかけてしまいました。
もしも・・・。
ずっと邪魔してきた人たちのせいだと思っていた、その思考から抜け出せていたら、私たちは違ったかもしれません。
でも誰のせいでもない、すべては自分が原因だったのです。
今はそこに至ります。
悪い意味での自分責めではありません。
現実として邪魔してきたのは周りの人達であっても、そこを受け止める自分次第ですべては違ってきますから、すべては誰かのせいではないと理解できたのです。
『もしも・・・』
“あの日” 以来、毎日出てきてしまうツイン彼とのテレパシー対話を通して、私たちが長いサイレントを迎えたのは私自身が未熟だったからだと気づき、後悔で泣き続けました。
ツインレイと出会った頃の私
当時の私は自己肯定感も低かったですし、依存心もかなり強かったです。
人に嫌われないようにする事ばかりに意識を向けていました。
『あなたは変わっている』
と幼い頃から言われ続けているので、常に自分が変わり者だと思っていました。
人とのトラブルも多かったこれまでの人生を振り返ると、自分は変わり者だから人に合わせなければいけない。と思い続けていたのです。
だから誰かを好きになると、途端に自分がなくなってしまい、うまくいきませんでした。
ツイン彼と出会った時、私は初めて彼氏という存在がいたのですが、その彼氏にも『嫌われたくない』と思い過ぎてしまい、自分がなくなってしまっていました。
ツイン彼に対しては「すごく好かれている」と自信に満ちていたのに、自分の未熟さが原因でツイン彼を怒らせてしまい、また『嫌われたくない』が出てしまったのです。
自分自身に全く自信がなかった私です。
実はこの自己肯定感が低い意識は結婚してからも続いていました。
結婚してからの試練がツラすぎて、それでも“私が頑張らなければいけない”と思い続けてしまい、夫が何もしてもすべてを水に流してきました。
一番大きな金銭トラブルを抱えてきた時、義父に
『よく離婚しないでくれたね』
と言われたのですが、もっと自己肯定感が高ければ あの時離婚していたと思います。
そうであれば私はこんなに大変な思いをしなくて済んだと思います。
でも自己肯定感が低い私は、夫の失敗を水に流し、私ががんばれば・・・と思ってしまったのです。
そうして自分の身体を壊した。
こうした試練がなければ気づけない程、私は自己肯定感が低く人でした。
そして この結婚生活がなければ、私は引き寄せだとか、現実創造だとかの知識を学ぼうと思いませんでしたから、ずっと自己肯定感が低いまま人生を終えていたと思います。
当然、ツインレイという概念にも繋がりませんでしたし、“あの日”を迎えることもなかったと思います。
すべては私の未熟さ故の人生だったと思います。
ツインレイと結婚に至らなかったのは、この自分に気づく必要があったからだと思っています。