半年近く更新をせずにいた間、私自身大きな変化がありましたのでご報告いたします。
20年以上結婚生活を共にしてきた夫と正式に離婚いたしました。
夫としては離婚は考えていなかったようで、『すべては自分が甘かった』と言っていましたが、最後は円満に離婚することができました。
『なぜ離婚したいのか』
ここに向けてとことん自己対峙をおこなってきました。
今日はその心境などをお話ししたいと思います。
すべては愛『愛』とは何か
私が離婚した理由、その答えは率直に夫への愛がない と確信したからです。
原因などありません。
いいえ。これまで夫がしてきた事、私へ向けてきた対応など原因を並べるのならたくさんあります。
でもそれらが許せないから離婚したいのではなく、許す許さないの前に『愛がない』と確信したから別れたかったのです。
もし夫への愛があったら、私はすべての原因を受け流したと思います。
愛があればその人と一緒にいたいですからね・・・・。
別れとは、自分ではない人と共に人生を歩む事を許可する事と思います。
それが受け入れられないから手放したくない。
例えそれが執着であったとしてもそこには『愛』があると私は考えています。
そういう視点から見ても、私にはもうその感情すらありませんでした。
経済的自立も出来ていませんし、『私は路頭に迷うかも』という恐怖もありました。
それでも夫との結婚生活を続けたいと思えなかったのは、これ以上、愛のない人に貴重な自分の時間を使いたくないと思ったからです。
これ以上の理由がありませんでした。
ハッキリは言いませんでしたが、夫も私への愛はないと思います。
夫が言った「愛はある」という言葉は家族愛であり、それは男女の愛ではありません。
しかも夫の考えている“家族愛”は私から見れば、それすらも“愛” とは感じません。
自分の体裁を保つための、見せかけの“愛”だと私は思います。
仕方ないかもしれません。
なぜなら、世間体と自己愛しかない父(義父)に育てられ、そんな夫婦(親)しか見ていないのですから。
夫にも同じことを伝えたのですが、夫も同意していました。
夫はこれが『愛』であると考えていたようです。家族とはそんなものだと思っていたようです。
私がここまで自己対話が出来た時、ようやく義父への拒絶心の原因を理解しました。
過去に言われた言葉や対応が原因ではなく、義父の“義母への愛情のなさ”が嫌いでした。
自己愛しかない義父と、もう諦めている義母。どんどん義父に似てくる夫。
私が一早く離婚したかったのは、この家族と縁を切りたいと思ったからです。
こんな夫婦、世の中にたくさんいることでしょう。
私も、一時は『私がすべてを受け流せば私たちも離婚しないで済むのかも』と考えた事もあります。
でももう、その自分への“同意”が自分自身でできませんでした。
そんな生き方をするために生まれてきたわけじゃない、と強く思ったからです。
それでも夫へは感謝しています
とことん憎み、拒絶し『もうイヤだ』と大声を出したこともありましたが、夫のすべてを拒絶し尽くした後、行きついた自分の感情は夫への感謝でした。
過去を回想し、後悔、後悔、後悔・・・・と、後悔しかない時期もありましたが、落ち着いて考えてみると、ツイン彼との愛に疲れていた私を癒してくれたのは夫です。
サイレントを繰り返して心身ボロボロになっている時、支えてくれていたのは夫だったということを思い出しました。
なぜツイン彼ではなく、夫を選んだのか。
という後悔の自問自答も繰り返してきましたが、あの時の私はそれが最善でした。
ツイン彼の事はとても愛していましたが、ツインレイという言葉も知りませんでしたし、まだ若くて未熟でしたから普通の恋愛をしたかったのです。
彼からたくさん連絡がきて、愛されて、いつも一緒にいる。
そんな関係を長く続けられる(出来れば結婚まで至れる)恋愛がしたかったのです。
でも当時の私とツイン彼とはそれが出来ませんでした。
いわゆる“サイレントを繰り返す”という状態で、7年の間でくっついたり離れたりを何回繰り返したかわかりません。
ツインレイという概念を知り、ツインレイプロセスという内容を理解した今ならガマンできたかもしれませんが、当時はツインレイという言葉も知りませんでしたから、とにかく心が疲弊していました。
その点、自己愛が強く、ナルシストの夫は単刀直入でとてもわかりやすかったのです。
ツイン彼に疲れている私にはピッタリでした。
本当はナルシストなんて嫌いなのに、それすらも嬉しいと思う程、私はツイン彼との繰り返すサイレントに疲れ切っていました。
その疲れた私を癒してくれたのは、まぎれもなく夫でした。
そして、結果的にはこうなってしまったものの、楽しい結婚生活と子育てをしてきた時期もあり、それはとても幸せでした。
その人生を歩ませてくれた夫に感謝しています。
それともう一つ。やはり夫はやさしい人です。
急に離婚を切り出した私に困惑し、見た事ないくらい落胆していた時期もあったのに、最終的に自分の過去の非を認めて私への感謝として、離婚しても経済面を支えてくれる決断をしてくれた事は本当に感謝しかありません。
大変助かっています。
もちろん、いずれは自立する事を私自身が望んでいますが、それでも「ずっと支える」という言葉を言ってくれているだけでも心強く生きられるからです。
ツインレイとの別れも夫との結婚もツインプロセスだった
ツイン彼という視点だけでみると、とてもツライ人生に感じますが、あの頃の私とツイン彼では例えズルズルと結婚までいったとしても、本当にしあわせだったかわかりません。
ツイン彼と出逢い、繰り返すサイレントの中 夫となる人と出逢い、ツイン彼と別れて夫と結婚。そして出産、育児・・・・。
とてもツライ結婚生活だったけど、この道のりも私の魂の修業には不可欠だったのだと思います。
こうなるプロセスが既に決まっていたのだと思います。
こういう魂の修業をしなければ、私はツイン彼とは結ばれなかったのだと思います。
このツライ修業をしたからこそ、ツイン彼との25年もの別れを乗り越えて、再び逢う事ができたのだと思います。
すべてはご縁です。
だから何か一点にフォーカスして恨むのではなく、すべての感情を手放すことで、すべてのご縁に感謝ができるようになったのだと思います。
この半年間でツイン彼に向けての感情もいろいろ変化がありましたので、また更新していきたいと思います。